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笹原園のTOP > 造園豆知識 > 植木の病害虫とその駆除方法 |
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今回は会社のクチナシを丸坊主にしてししまった、オオスカシバというクチナシに付くイモムシで、スズメガの仲間を紹介します。
スズメガの幼虫には尾角という共通した特徴があるので、数多いイモムシの中でも識別しやすい部類になります。
成虫は5〜6月に現れます。都会の公園でも普通に見かけることが出来るので、誰でも一度は見かけたことがあると思います。
私達植木屋は、仕事中いきなり飛んでこられると、よく蜂と間違えてしまう事もあります。
そんなところから蜂に似ているということより、ホウジャク(蜂雀)と呼ばれています。
ホウジャクは葉裏に一粒づつ産卵します。大型の蛾か小型の蛾かは、この産卵形態からも判断出来ます。
小型の蛾は葉裏に何百粒もまとめて産卵します。
幼虫は6〜10月に見られます。緑色型と褐色型の2タイプいます。今回は緑色型が付いていました。
何故緑と茶に色が別れるのかは、はっきりとはしていないのですが、若齢幼虫期に高密度で育つと褐色になりやすいと言われています。
老熟すると、落葉の間や土中にもぐって蛹化し越冬します。 |
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大型で目に付きやすいですし、糞もすごいので、見つけ易いと思います。
ただこの頃になるとクチナシは丸坊主になっていると思うので、そちらの方が目立つと思います。
理想は発生初期の初齢幼虫期に補殺するか、薬剤散布するのが一番効果的です。
薬剤はカルホス・スミチオン・ディプテレックス各乳剤の1000倍〜1500倍を散布します。 |
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