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 笹原園のTOP > 造園豆知識 > 植木の病害虫とその駆除方法
 新緑の季節、その初々しい新芽や若葉に着くのがアブラムシです。種類も多く、体色も暗褐色・緑・赤・黄色など様々です。
今回はそのアブラムシの生態についてご紹介したいと思います。
なんと!アブラムシの世界はアマゾネスの世界なのです!どういうことかと申しますと、成虫は雌成虫のみで、卵ではなく幼虫を
直接産みます。その幼虫はすぐ成虫となりまたメスとなる幼虫を産みます。
ですから生まれてくるのはメスのみで、雌成虫は毎日3〜5匹の幼虫を産むのです。すごい勢いで繁殖していきます。
交尾なしでメスは単独で子孫を増やすことが出来るのです。すごいと思いませんか?
これは春から秋にかけての繁殖方法なのですが、アブラムシは冬の寒さに耐えられず死んでしまいます。
そこで彼女たちはどんな方法で冬を越すのか?
これもまたびっくりな話なのですが、晩秋になると雄成虫が現れるのです。
この雄成虫と一部の雌成虫には翅(はね)がはえ、他の木に飛び移り交尾し、雌成虫は幼虫ではなく卵を幹の表面や芽のすき間に
産卵します。卵で冬を越すのです。生命の神秘です。
僕はこれを知ったとき、アブラムシに感動してしまいました。
アブラムシの着いた木はその葉が油ぎって光っていたり、ちじれていたりするのですぐに分ると思います。
でもそこまでいってしまってはかなり寄生されているので重症です。
木全体に繁殖していることが多いので、私どもがお伺いをして、薬剤散布をさせて頂くのが一番かと思います。
防除対策としては、園芸の本などでいろいろ書かれていますが、発生初期に虫を指でつぶすか、寄生している新芽・若葉を摘んでしまうか、
その部分を狙っての薬剤散布か、いずれにせよ発生初期の段階での対策が一番です。
大きな樹木などは私どもにお任せ下さい。
  ●今年気になる病原菌
  ●今年気になる病原菌『ごま色斑点病』
  ●不思議な害虫『アオバハゴロモ』
  ●サクラケムシ(モンクロシャチホコ)
  ●オオスカシバ
  ●ハダニ
  ●すす病
  ●マツノザイセンチュウ
  ●うどんこ病
 
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