|
|
|
|
|
|
|
|
■営業エリア■
東京都内全域・ 神奈川県内全域
千葉県(湾岸・内房・館山)
埼玉県南部・ その他 |
|
|
|
|
笹原園のTOP > お役立ち情報 > 造園コラム |
|
|
|
■2015年7月のコラム |
|
お金では買えないもの、それは? |
|
書店で手に取った書籍、これからの世界を担う若者にぜひ読んでもらいたいので紹介します。
もちろん、若者だけでなく現役世代も読んでください。
そして子供さんには読み聞かせをお願いしたい本です。 |
|
「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」 |
|
この本は2012年6月、リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)にて、国連持続可能な開発会議(通称 リオ+20)が
開催された時に当時ウルグアイの大統領であった、ムヒカ大統領(ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏)が
スピーチされたものを子供でも分かるように和訳されて出版されたものです。
今は大統領を引退していますが現役時代は多くのお給料をもらっても、その90%近くを庶民に寄付して
いたので月10万円(それでも一般庶民の平均月収6万円より多い!)で生活していて、世界で最も貧しい
大統領と知られるようになりました。
また彼の愛車である1987年製フォルクスワーゲン・ビートル(2014年現在の価値は2800ドル(約32万円))を
アラブの富豪が100万ドル(約1億1600万円)で買い取る事を打診された際、ラジオで「友人たちから貰った
物だから売れば友人たちを傷つけることになる」と、これを拒否する発言をしたのはお金よりも大切なものを
知っている彼だからできたことでありましょう。
大統領はこの会議で世界中の出席者に向けて『経済の拡大を目指すことの問題点』を明確に演説し、
「貧乏なひととは少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲がありいくらあっても満足しない人のことだ」と
言っています。
人間は欲望の塊だといっている学者がいるように満たされぬ欲はさらなる欲を求めてしまいます。
そして抑制できなくなった大きな欲(力)はさらなる欲(力)を求め、人を傷つけ支配しやがて破滅へ……と
いう流れへ進むと歴史は物語っています。
今この国はどこへ進もうとしているのか?
ぜひともこの本を読み本当の豊かさ、幸せを見つけてほしいものです。 |
|
短冊に
ねがう思いは ただひとつ
憲法9条 飾りにさせぬ |
|
|
|