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■2015年3月のコラム |
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桃について |
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今寒さも和らぎ始め、日も少しずつ長くなってきたこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今月はひな祭りですね!ひな祭りと言えば桃の節句なんですが、旧暦を知らない時分の私は桃が
この時期に咲くものだと思っていました。 普通の桃はもう少し先ですよね!
では今回は桃について掘り下げていきたいと思います!
■実桃と花桃
「モモ」はバラ科の落葉樹です。中国原産で日本でも古くから親しまれてきました。
モモは何よりもあのジューシーな実が代名詞のようになっていますが、花も非常にきれいです。
それもそのはずで、「桃」と呼ばれるものには俗に言う「実桃」と「花桃」があります。
「実桃」である一般的な「モモ」がバラ科モモ属なのに対して「ハナモモ」はバラ科サクラ属に分類されます。
■ハナモモについて
ハナモモはその花の美しさから庭木として人気が高く、我々もよくお目にかかります。
ひな祭りで飾られる桃の花はこのハナモモの「矢口」という品種で、ピンク色の八重咲き種です。
その他の品種では、純白の花が咲く「関白」や庭植え用の「源平」などがあります。
また長野県の清内路村はハナモモ発祥の地として「花桃の里」と呼ばれたりもしています。
ちなみに私の故郷である福島県は桃が特産品でして、国内屈指の生産量を誇ります!
ああ…やはり桃の話をするとどうしても果実の方に想いを馳せてしまいますね…食べたい…。 |
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